セブ島の物価は安い!日本とフィリピンの物価比較&体験すべきこと6選

フィリピンの物価は安いと聞いたことがあっても、「どんなものが、どれくらいの価格で販売されているのか知りたい」という方はいるのではないでしょうか。

そこで今回はセブ島の物価について徹底解説します。セブ島と東京にあるスーパーマーケットやドラッグストアなど、一般的なお店の平均価格を表示しています。商品ブランドや容量の差などによって明確な比較はできませんが、参考までにチェックしてみてください。

※1ペソ=2.3円(2021年8月現在のレートを適用)で計算し、四捨五入して表示しています。

セブの物価【食品編】

品名 セブ島 日本
水(500ml) 12ペソ(30約円) 100円
水(ウォーターサーバー) 30ペソ(約70円)  1,000円
コカ・コーラ 25ペソ(約60円) 120円
ヤクルト(5本) 50ペソ(約120円) 215円
ポカリスウェット(500ml) 40ペソ(約90円) 120円
お米(1kg) 40ペソ(約90円) 400円
卵(10個入り) 120ペソ(約280円) 250円
バナナ(1本) 10ペソ(約20円) 40円
マンゴー(1個) 20ペソ(約50円) 250円

 

外食した場合は下記の通りです。

品名 セブ島 日本
ビックマックセット 200ペソ(約460円) 690円
スタバキャラメルマキアート 165ペソ(約380円) 430円
ビール 100ペソ(約230円) 500円
ラーメン 300ペソ(約690円) 800円
和食の定食 400ペソ(約920円) 800円
フィリピン料理の定食 100ペソ(約230円)
バナナジュース 120ペソ(約280円) 500円

セブ島には日本食レストランが多く、まるで日本にいるようなレベルの高いお店がいくつもあります。そして焼きそば、ラーメン、かつ丼、味噌汁、鍋料理など種類が豊富です。フィリピン人のオーナーやフィリピン人シェフの場合、すき焼きラーメン、マンゴー寿司など変わり種を味わえるのも面白いですよ。

また太陽の下で元気に育ったフルーツは美味しく、安いです。特にマンゴーは1/5程度とかなり安く購入できます。慣れない海外生活で体調を崩してしまった時は、南国フルーツにかぶりついたり、フレッシュジュースを飲んでビタミンをいっぱい補給するのがおすすめです。

セブの物価【日用品編】

品名 セブ島 日本
シャンプー1本(450ml) 280ペソ(約650円) 580円
石鹸 40ペソ(約90円) 50円
タバコ(1箱) 100ペソ~(約230円) 450円
コンタクト洗浄液 400ペソ(約900円) 900円
ボールペン(1本) 15ペソ(約40円) 100円

日用品は日本の方が安い傾向にあります。現地では旅行用で使うような小分けのシャンプーを日常的に使用していることから、どのメーカーでもボトルより小分けタイプのものが販売されています。

小分けタイプなので値段は少し高めですが、色々な商品を使ってみたい方には嬉しいですね。

セブの物価【交通編】

品名 セブ島 日本
タクシー(初乗り) 40ペソ(約90円)~ 420円
ジプニー 9ペソ(約20円)
バス 25ペソ(約60円) 210円
トライシクル(交渉制) 20ペソ(約50円)~
ハバルハバル(交渉制) 20ペソ(約50円)~

フィリピン名物の乗り物のジプニー(乗り合いバス)はたった9ペソで乗車することができます。決まったルート沿いであれば好きなところで乗り降りできるのがメリットです。

ただし狭いジプニーの中はスリやひったくり、強盗(ホールドアップ)に遭遇する可能性もあるため、留学生だけで乗車するのは控えましょう。

 

セブ島の治安についてはこちらの記事をご覧ください。
>>南国フルーツやビールなど、フィリピンならではのものを体験しよう

セブの物価【娯楽・観光編】

品名 セブ島 日本
マッサージ(1時間) 250ペソ(約560円)~ 3,000円
映画(1本) 250ペソ(約560円) 1,800円
体験ダイビング(2ダイブ) 2,000ペソ(約4,600円) 8,000円
ダイビング(2ダイブ) 4,700ペソ(約10,800円) 14,000
アイランドホッピング 3,500ペソ(約8,000円)~
シュノーケリング 900ペソ(約2,000円)~

島々を巡るツアーのことをアイランドホッピングと呼びます。フィリピンは7,000以上の島々から成り立っており、セブ島付近にも数多くの島々があります。

手つかずの大自然溢れる無人島、熱帯魚やウミガメなど海の生物に会える島、インスタ映えするホワイトサンドなど船に乗って巡るツアーはぜひ試してほしい体験です。

セブの物価【暮らし編】

品名 セブ島 日本
インターネット(7GB/1ヵ月) 1,000ペソ(約2,300円)~ 5,000円
ヘアカット(男性) 50ペソ(約120円)~ 1,000円
ヘアカット(女性) 100ペソ(約230円)~ 2,500円
SIMカード 50ペソ(約120円) 2,000円~
ランドリー 1Kg30ペソ(約70円)~ 1回300円
家賃1R(8畳) 18,000ペソ(約41,400円)~ 70,000円

日本のコインランドリーは機械に小銭を入れ洗濯し、必要であれば乾燥器に入れ、畳む工程まで全て自分で行うのが一般的でしょう。

しかしセブ島のランドリーサービスは、洗濯・乾燥・畳むところまで全て行って、料金は1kg30ペソ~と破格の値段です。また数十ペソ程度~洗濯物のピックアップ・配送を行ってくれる会社もあり、わざわざお店に行かずに受け取れる便利なサービスです。

 

フィリピン人より日本人を含めた外国人が多く滞在しているコンドミニアムですが、ほとんどの部屋には家具・家電が備え付けられています。そしてプール、ジム、バスケットボールコートなどの施設があることがほとんどです。

東京の場合8畳程度のマンションであれば7万~借りられますが、居住者用施設が充実しているマンションの場合15万円以上する高級物件にあたるため、非常にお得感があります。

物価が安いからこそやるべきこと6選

セブ島は物価が安いため、ぜひ試してほしいことが6つあります。それでは順番に紹介していきます。

  1. スパ・マッサージ
  2. 南国フルーツ
  3. ビール
  4. ビュッフェ・バイキング
  5. 旅行・アクティビティ
  6. 語学留学

スパ・マッサージ

セブ島には街の至る所にマッサージ店があります。指圧を中心にしたスウェディッシュマッサージ、オイルを使ったタイ式マッサージなど、どのコースもとにかく格安なのが特徴的です。具体的には1時間250ペソ(約580円)程度~です。

ただし高級リゾートホテルの中にあるマッサージ店は日本円で数千円~数万円することもあるため注意しましょう。

施術を受けた際はマッサージしてくれた店員に、20~100ペソ程度のチップを払うことも忘れないようにしましょう。

南国フルーツ

フィリピンは南国な気候なため、日本では見たことのないトロピカルフルーツが沢山販売されています。日本でよく目にするバナナやパイナップルはフィリピン産の物が多く、現地で食べると別格です。

セブ島のスーパーマーケットやローカルマーケットではライチのような果肉をした「ランブータン」、ドラゴンの鱗のような皮をした「ドラゴンフルーツ」、強烈な匂いを放つ「ドリアン」など食べたことのないフルーツを見かけるはずです。

お土産として持って帰ることはできないため、旬の美味しい時期に食べるのがおすすめです。

ビール

一年中熱いフィリピンはビールを美味しく飲める時期と言えます。フィリピンで最も有名な現地ブランド「サンミゲル社」は、マーケットの90%をシェアするほど誰もが知るアルコール飲料会社です。

低カロリーでライトな味わいを楽しめる「サンミゲルライト」、爽やかなフレーバー付きでビールが苦手な人でも飲める「フレーバードビール」、ビール本来の苦みをガツンと味わえる「レッドホース」まで幅広く展開しています。

スーパーマーケットでは1瓶330mlで40ペソ(約90円)ほどで販売されていますが、コンビニや飲食店で頼む場合でも、30~100ペソ(約70~230円)程度の差で飲むことができるのでかなりお手頃価格です。

平日は学校の授業が終わった後で近所の飲食店で軽く一杯、週末ならビーチ沿いや夜景が美しい屋上テラスなどでのんびりと飲むのは至福のひとときですよ。

ビュッフェ・バイキング

セブ島にはビュッフェ・バイキングレストランをよく見かけます。フィリピン料理だけでなく、韓国、インド、アジアン料理などさまざまあり、いつ行っても混み合うような人気店が揃っています。

ビュッフェではありませんが、お米、手羽先、エビ、カニなど「unlimited(無制限)○○=おかわり自由」で食べられるお店もあります。お米であればプラス30ペソ(70円)、カリっと揚げられた手羽先であれば200ペソ、バターガーリックやスパイシーフレーバーのエビは300ペソで食べ放題となるので、いっぱい食べたい方におすすめです。

ちょっと贅沢な物を食べたい時は、4つ星・5つ星の高級ホテルビュッフェもおすすめです。料理の品数だけでなくクオリティもかなり高いので、勉強を頑張ったご褒美に訪れるのもいいかもしれませんね。

旅行・アクティビティ

セブ島には教会やローカルマーケットを巡る「市内観光」、島々を巡る「アイランドホッピング」、バナナボートやパラセーリングなどの「マリンスポーツ」といったアクティビティでフィリピンを満喫することができます

昼食と送迎付きで4,000円~とお手頃価格なのがいいですね。

ツアー会社は日本人が経営しているところは予約から同行まで、日本人または日本語が話せるフィリピン人が対応してくれるので安心です。

しかしフィリピン人向けのツアー会社は全て英語で対応しなければならないものの、日本人経営の会社と比べて料金が安いため、英語が分かるようであればフィリピン人向けのツアー会社を探して予約するのも良いでしょう。

語学留学

欧米諸国と比べて格安で留学することができます。格安なうえにマンツーマンクラスを含めた授業数が多いことから、一日の中でインプットとアウトプットを何度も繰り返すことで成長しやすくなります。

またフィリピン全体をみても語学学校がセブ島に集中していることから、自分に合ったコースや環境が見つけやすいことです。

車で少し移動するだけでショッピングモール、飲食店、海にも行くことができるので、平日朝から夕方まで勉強に集中し、放課後や土日は思いっきり遊ぶことができます。メリハリがある環境にいるからこそ勉強にも集中できるのは大きなメリットですね。

物価が安いからこそ気を付けるべきこと

①安い分、質は低い

フィリピンの物価は日本と比べて非常に安いものが多いです。しかしその分、クオリティが低いのが難点です。例えばワンピースを400円で購入してもほつれがあったり、プラスチック製品を購入しても数日間で壊れてしまったりなどです。

②小分けは高くつく

海外製品と聞くとコストコのようになんでも巨大な大きさで売っているイメージを持つ人はいるのではないでしょうか。しかしフィリピンのスーパーマーケットやコンビニエンスストア、ショッピングモールなどで売られているものは小分けになった小さいものをよく見かけます。

塩やコショウなどの調味料、歯磨き粉やシャンプー、洗濯洗剤にいたるまで、1回きり用の小分けになっているのが特徴です。もちろん普通サイズサイズも販売されています。

数日間だけ留学・旅行する場合はとても便利なアイテムですが、通常の大きさと比べると割高になるので、生活費を抑えたい人は注意しましょう。

③輸入品は高い

セブ島のショッピングモールの中にはダイソーやユニクロなどの日本ブランド、H&MやForever21などの欧米系ブランドなど輸入品を取り扱っています。しかし通常より1.3~1.5倍程度の価格です。

スーパーマーケットの食品コーナーには日本や韓国などのインタナショナルフードがありますが、物によっては2倍以上の価格になっていることもあります。

輸入商品を購入する際は価格をチェックして購入するか、どうしても必要なものはあらかじめ日本から持参するようにしましょう。

まとめ

セブ島の物価について徹底解説しました。まとめると下記の通りです。

  • セブ島の物価は基本的に日本の1/5程度の価格
  • 日本と変わらないものや少し高いものも中にはある

南国フルーツやビールなど、フィリピンならではのものを体験して、楽しい留学生活を送りましょう。